クリニックからのお知らせ
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- 睡眠の質を高める対処法のセミナーを行いました
ひかりクリニックでは地域の皆さまのかかりつけ医として、社会活動を行っています。
11月23日(木)に地元さいたま市大宮区の企業、パイン株式会社のオーナー様向けに、ひかりクリニックの大谷理事長が、「睡眠の質を高める対処法」についてセミナーを行いました。
事前のアンケートでは、
・眠りが浅く、夜中に目が覚めて困っている
・一度目が覚めてしまうと、再度眠れなくなる
・最適な睡眠時間と、最適な就寝時間を知りたい
・眠れないとき、睡眠薬を利用したいと思うことがあるが、常習になってしまうのではないかと不安になる。
など、睡眠について日頃感じている声が多く集まりました。
日本人の睡眠時間は年々短くなっており、不眠症の患者様も増加傾向にあります。
大谷先生のセミナーの中では、日頃の睡眠不足の積み重なり(睡眠負債)や不眠症の解説を踏まえて、睡眠の質を高める対処法についてお話されました。
そのうちの2つをご紹介いたします。
1.昼間の仮眠
睡眠負債を減らすには最も効果的な方法です。
午後3時までに20分~30分以内が望ましいそうです。
2.朝の太陽光を浴びる
朝、太陽の光を30秒以上浴びることで、睡眠に必要不可欠なメラトニンの分泌を停止させます。
また、光を浴びた16時間後に眠気が起きるため、体内時計のリセットにも役立ちます。
その他、睡眠環境を整えるのもポイントです。 自分の好きな照明や音楽でリラックスするのも良いそうです。
睡眠不足が続いている、毎日の眠りが浅い、寝てもすっきりしない ・・・といったお悩みが続いている方は、一度、睡眠時無呼吸症候群の検査を受けてみることも良いかもしれません。
睡眠時無呼吸症候群とは、寝ている時に呼吸が一時停止してしまう病気です。
自分では症状に気づきにくいことから、潜在患者が多くいるとも言われています。
最近では、いびきのチェック・記録ができるスマートフォンアプリもいくつか出ているようですが、保険適用で詳しい検査ができます。
検査は、ご自宅で寝ている間に指先にセンサーを付けるだけのですので入院は不要です。
ひかりクリニックでは、睡眠時無呼吸症候群の検査と診断、治療を行っておりますので、気になった方はお気軽にご相談ください。
これからも、ひかりクリニックでは、地元のかかりつけ医として、地域に密着した医療を目指してまいります。