クリニックからのお知らせ
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9月16日(土曜日)に三光ソフラン株式会社のお客様向けに、大谷理事長が「睡眠障害や睡眠負債」についてセミナーを開催しました。
【睡眠負債】とは、わずかな睡眠不足が、まるで借金のようにじわじわ積み重なっていく事です。
命にかかわる病気のリスクを高め、日々の生活の質を下げていく事が明らかになってきています。
皆さんは、日本人の睡眠時間が年々短くなり続けていることをご存じでしょうか?
調査によると、日本人の睡眠時間が6時間以下の人が平成20年には全体の3割未満だったのが、平成27年の調査では4割近くに急増しています。
睡眠負債はがんや認知症、その他慢性疾患の原因になったり、交通事故を引き起こす比率が高まります。
睡眠時無呼吸症候群も睡眠負債の要因の一つとして挙げられます。
セミナーの中では、どうすれば睡眠負債が解消されるのかなど、大谷理事長が睡眠障害について詳細に解説しました。
セミナーに参加された方からは、
・何気ない日中の眠気が危険信号かもしれないと思った。
・睡眠不足だと感じていたが特に気にしていなかった。今日からは質を重視した睡眠を心掛けたい。
・いびきが気になっていたので、自分も睡眠時無呼吸症候群の検査を受けようと思う。
・・・などのお声をいただきました。
今回は、同じ大宮区内ということもあり三光ソフラン株式会社でのセミナーを開催させていただきましたが、これからも地域医療に様々な形で携わらせていただければ嬉しいです。
ひかりクリニックでは、睡眠時無呼吸症候群の検査と治療も行っております。
検査は、手と胸にセンサーを付けるだけの、従来式に比べて負担の少ない検査方法を採用しています。
入院の必要はなく、ご自宅に簡単に検査が可能です。
是非お気軽にご相談くださいね。
8月15日(火)に池袋理数セミナーの生徒さんを対象に「1日医師体験」を行いました。
ひかりクリニックでは医師を目指す学生さん・生徒さんを対象に、将来の医療の在り方と、自身の目指す理想の医師像を明確にするお手伝いをしており、「1日医師体験」は今年で3回目の開催になります。
今回は医学部を目指す高校生5名に在宅医療の現場に触れていただきました。
ひかりクリニックでは、外来診療のほかにも訪問診療を行っております。
患者様へ身近に寄り添う在宅医療(訪問診療)では、より細かな目配り・気配りが必須です。
↑池袋理数セミナーの生徒さんが施設への往診に同行する様子
訪問診療の同行のほかにも、スタッフと同じように朝礼にも参加いただきました。
質疑応答の時間では、とても熱心に在宅医療に関する質問をする姿が印象的でした。
後日生徒の皆さんからいただいた感想文の中には、
「外来の診療よりも身近な存在だと感じた」
「訪問診療は、患者さんに寄り添った診療だと思った」
など在宅医療ならではの空気を感じ取っていただけたようでした。
「医師」のイメージは生徒さんそれぞれかもしれません。
大学病院で研究を行う医師、知識と技術を身に付けた専門医、診療所で一人ひとりの患者と向き合っていく医師・・・、
今回の体験が医師を志すモチベーションアップのきっかけになると同時に、
医師になったときにこの体験を思い出して、何かの役にたっていただければうれしいです。